年頃オンナと父と介護と

アルツハイマー→ピック病と診断が変わった父、同年代が愛だ恋だの言ってる時から介護と戦う乙女の日記!!

またまた1年以上も空いてしまいました。。。

昨年1年間が怒涛すぎて、こちらに記録もできませんでした。

今現在から振り返ってちまちまと書いていこうと思います。

とりあえず父は今も元気です。

 

昨年の白内障の手術の経過が中途半端なまま終わっていましたが、

結果としては無事に両目とも終了し一週間の入院を経て無事退院しました。

(その眼科さんは普通の人でも両目の白内障手術は一週間の入院という用心深さ!)

父が無事にこと無く入院生活を終えられたのは、私が一緒に入院していたから!!!

に尽きると自負しております。

入院当日などは見知らぬ場所で不穏になったこともありましたが、私が目に入るところにいたのは

父にとってかなりの安心材料になったはず。

認知症の人は自分がなんでここにいるのか、何しにきたのか、わかりません。

それをまだ初期の症状だったら口にして訴えることもできますが、中期以降の進行状況では

その不安な思いさえ自分でうまく表現できません。

そういった本人のストレスをいかに側にいる人間が和らげてあげれるかで

周辺症状である不穏な行動、言動、徘徊などを減らせるのかな〜と介護していて感じます。

 

定期的に術後の検診があるのですが、視力検査が本当にストレス

介護者の私もですが、何より本人にとって本当に酷なんです。

しかも、そこの眼科は他の患者さんにもオープンな空間で、

こっちにしてみれば、いたたまれない姿を晒してるようなもんなんです。

実際小声で聞こえてきます。

「まだ若そうなのに大変ね」「娘さん偉いわねぇ」←これよく言われる(笑)

 

見えててもそれを右、左、上、下の4種類の言葉と輪っかの形が脳みその中で結びつかないし、

だいたいどれ見てたか数秒後にはわからなくなっちゃう。

なんだかよくわからないけど、自分はうまく出来てないから迷惑をかけている、

という感情だけは本人に残るんです。

検査の人は言葉こそ優しいけど絶対内心、何回言わせんのよ、と思っている表情

(すいません、これが我らの誠意いっぱいなんデス)

 

1年経って、だんだん検診の足が遠のいています、、、。

とりあえず父の目はテーブルの上のお菓子が見えてるから大丈夫だろう。。。